県立自然博物園とは・・
博物園では午前9時30分、午後1時30分にインタープリターが無料で森を案内しています。

 月山は、手付かずの自然が今も多く残されている、国内でも数少ない貴重な場所です。県立自然博物園はこの豊富な自然をもとに、自然環境から自然を学び、地球環境の維持、自然保護を目的に、姥ケ岳の山麓、石跳川の沢沿いを中心に野外自然学習施設として開園されました。
 およそ 245ヘクタールにも及ぶ広大な園内にはブナの原生林が広がり、樹齢 200年にもなるブナの大木やミズナラ、カエデ、トチなどが林立し、ブナの果実を餌とする小動物も多く棲息しています。
 また森には野鳥も多く棲息し、新緑の頃にはウグイス、ホオジロ、オオルリ、シジュウカラ、ホトトギスなどを観察することが出来ます。
 博物園の森では、残雪に映える新緑、生物たちの命輝く夏、錦色に燃える紅葉、純白の雪と静寂の世界・・など、四季それぞれの自然の美しさに接する事ができます。散策の拠点になるネイチャーセンターには、インタープリターが常駐し無料で園内を案内しています。