博物園歳時記では折々の情報をお伝えしています
2019/02月15日・  14日の夕方テレビで志津温泉の積雪が4m57cmになったと報道がありました。そうなんです、里の雪は少なくても月山山麓の積雪はどんどん増えているのです。でも、今日から来週にかけて気温が高めで降雪も少ないようなので、積雪は大分沈み込むでしょうね。
 ネイチャーセンターも当然雪に覆われており、いつもながら、すっごい豪雪だなっ!って口にしてしまいます。湯殿山麓まで足を延ばして散策してきました。帰りの車窓からは、山形盆地を囲む山々が照らされて凄く綺麗でしたね。(まなべ)
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2019/02月18日・ 雪に覆われたネイチャーセンター周りの雪堀が始まります。重機が稼働しておりますのでお気を付けくださいね。春めいた陽気に誘われて丸森山まで行ってきました。標高1,000mからの眺めは良かったですよ。インバウンド客が雪景色を見て感動しているニュースをよく見ますが、我々も感動するのだから冬が無い国の人たちは驚きでしょうね。日本人にももっとこの素晴らしい風景を見てほしいと思いますね。(まなべ)
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2019/04月08日・ 先週は冬に逆戻り。10日のスキー場オープンに向けて一時作業が滞りましたが、昨日から天候は回復して作業も進んでいるようです。ネイチャーセンターの管理者道や駐車場の除雪も終わっていますが、河川工事のため数台の重機が入っているため、工事終了まで進入禁止になっています。駐車場は志津野営場前バス停をご利用いただくようご協力をお願いします。また、石跳川沿いに重機の切り開いた道があり段差があります。進入禁止のロープもありますのでご注意して春山を楽しんでください。(まなべ)
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2019/04月27日・ 今日は予報通り降雪がありました。平成最後の雪が10連休の幕開けになりましたね。
 ネイチャーセンターは現在5月1日のオープンに向けて準備中です。1日は9時30分よりオープニングセレモニーを行い、10時から令和初日のガイドウォークに出発です。
 館内では恒例のスケッチクラブ作品展と、ブナの森芸術館では川崎市在住の津田浩二氏の写真展「草花に寄り添って」を開催いたします。草花に寄り添い納めた、小さな命の息づかいがつたわる感動の写真です。どうぞ来園の際にご高覧頂ければ幸いです。(まなべ)
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2019/05月01日・ 例年5月1日にオープンする自然博物園と同時に、今年は新しい時代の幕開けとなりました。元号が変わることで特別な変化はありませんが、おめでたい気分になったり何かはじめようかなどと思ってしまいます。平成から令和に代わってもブナの森は変わらずゆったりまったり待ち構えてくれます。令和一回目のガイドウォークは幸先よく天候に恵まれて遠望もよく、汗ばむ陽気でした。冬越しした動物の食痕や冬芽の観察、ヤドリギの実を味わったりしながら40名を超える皆さんと3m前後も残る積雪の上を長靴でザクザク歩きながら、新緑を迎える前の見通しの良いブナ林を、気持ち良く散策することが出来ました。今年の新緑は平年並みの15日以降が見頃を迎える予想です。色鮮やかなフレッシュグリーンと残雪のコントラスト、雪もみじや木々の開花などこれから見どころが満載です。今年度もブナの森で素敵な思い出を作り、令和元年の思い出をともにいたしましょう。スタッフ一同心よりお待ちしております。(まなべ)
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2019/05月03日・  昨日2日も晴れましたが風が強く、風を受け続けていると寒かったですね。一転今日3日は風がなく陽射しを受ける暖かい日となりました。こんな日は残雪の照り返しが強くなり、紫外線対策としてサングラスと日焼け止めが必需品ですよ。ガイドウォークは午前と午後も県外の方や家族連れの方たちで賑わいました。新緑のフレッシュグリーンに包まれるブナ林まで10日はかかると思いますが、自由に歩くことが出来る広々とした残雪トレッキングや、尻滑りは楽しいですよ。(まなべ)
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2019/05月08日・  月山山麓は超大型連休中天気に恵まれて連日賑わいましたが、連休も終わりブナの森は静寂を取り戻しました。相変わらず天気に恵まれており、ブナやカエデが芽吹き始めています。一方で融雪が進み雪じわが大きくなりスノーブリッジも危うい箇所が見られます。小沢に架かる橋は掘り出しロープを張り誘導していますので、個人散策の場合は十分にご注意願います。(まなべ)
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06月21日・  本日、6月21日「ネイチャーセンター雪融け宣言」です。最後まで残っていた木道の雪もほぼなくなり、約3キロの通常案内コースは雪を踏まずに歩けるようになりました。ちょっとさみしいような気もしますが、ここより標高の高い場所でまだまだ雪は豊富ですよ。そして、雪が融けるといよいよ出てくるのが様々な昆虫です。今日もスジクワガタを見つけて、校外学習に来た子供たちは大喜びでした。ブナ林広場のブナの実生もすごい数で、どこを歩いていいか困っちゃうくらいです。雪融けとともに、動植物の動きも活発になってきました。(倉本)
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2019/06月23日・   仙台市一番町サンモールアーケード街で開催した尚絅学院大学主催の「環境マルシェ」が終了しました。昨年に続き出展した今年は「縄文の息吹を感じるブナの森」と題して、昨年豊作だったブナの実とブナの実クッキーの実食、縄文人が道具として使用した黒曜石などを展示しました。また、昨年好評だった“朝採り”の月山の雪と湧き水を持ち運び、行き交う人の注目を集めました。小さな子供は「つめたぁ〜い」と言いながら可愛い雪だるまを作り、利き水では月山の湧き水・仙台市の水道水・市販の硬水の飲み比べに挑戦して、それぞれの違いや水の大切さを再確認して縄文時代から変わらぬ命の水を味わっていただき、美味しいブナの実クッキーと湧き水に笑顔を頂きました。今度はブナの森を一緒に歩きたいですね。アーケード街にはタピオカやアイスの人気店が出店したことで行列があり、そこを目指す若者や家族連れが絶え間なく通り大忙しでしたが、仙台市のエコプロ会員KさんとHさんが応援に駆けつけてくれてスーパーボランティアとして活躍して頂きました。また、仙台市NC常連Sさんもお立ち寄りありがとうございました。(スタッフまなべ)
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2019/07月01日・    今日は月山開山祭です。7月1日はブナの豊作同様10年に2回位しか晴天がおとずれないとか?梅雨時なので仕方ないですが、今年は昨年より雲が多くありましたが、サッと視界が開けることもあり雨がない爽やかな山開きでした。山頂にはミヤマクロユリやミヤマシオガマ、ミヤマキンバイ、ハクサンイチゲなど多くの高山植物が咲き誇っています。山頂部から八合目の取付き部分には大きな雪渓があります。姥沢からは牛首に向かうコースは、踏み抜きと急斜面が危ないと、リフト利用登山の立て看板があります。リフト上部も姥ヶ岳コース、牛首直登コースどちらも雪渓が例年より多くなっています。アイゼン使用をお勧めします。ガイドロープに沿って歩きますが、雪が融けている草地には入らないよう注意しましょう。月山の短い登山シーズンの始まりです。計画と装備を十分に整えて安全登山で楽しみましょう。(スタッフまなべ)
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2019/07月31日・     園内は豪雪地に位置するため、道標や案内板が雪で傾いたり、トレイルが歩き難くなったり保全が必要です。支障木の撤去や草刈などは常駐のスタッフが行いますが、道標の保全やトレイルの補修などは博物園のボランティアガイドの有志でで続けている「保全クラブ」が行なっています。今日は今シーズン最初の保全作業を行いました。
 作業内容はガイド中に気づいた道標やトレイルの状態の保全ですが、今回は雪で傾いた道標三ヶ所と傾いた露頭展望地の安全柵の補修です。展望地の安全策の補修は人力では動かせず手こずりそうでしたが1本目の作業でコツを掴み予定どうりに終了できました。十数年のガイド仲間・・スタッフはシニアがほとんどですが息の合った仕事ぶりは流石です。次回は8月28日に行なう予定です。(BS大山)
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2019/09月11日・「西川中学校2学年トライやる」ネイチャーセンターの周りには、多くの美しい自然があります。植物では小さなものから大きなものまで、幅広くあります。ブナの森にはとても多くの植物があり、中には食べられるものもあります。動物は、普段見かける動物をはじめ、めったに見られない珍しい動物も数多くいます。ネイチャーセンターの中では、周りの植物や動物などの説明が、パネル資料に詳しく書いてあります。また、触って体感できるなぞなぞBOXなど面白みがあるものもあります。触って体感以外にも自然の写真や絵があります。また体験として、数多くの行事があります。自然に手軽に触れあうことができる自然博物に、是非遊びにきてください。(西川中学校2学年 トライやるNCチーム)
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2019/09月27日・「今日は雲一つない青空が広がりまさに秋晴れです!月山の紅葉も一段と進み、姥ヶ岳から先が見ごろのようです。 さて、多数お問い合わせいただいているツキヨタケナイトハイクツアーですが、観察会で見に行く立枯れの木に、昨日まで全くツキヨタケが確認できず観察会開催が危ぶまれておりました。が・・・今日小さな小さなツキヨタケの幼菌が確認出来ました!このままもう少し成長を見守りたいと思います。首を長ーくしてお待ちください(スタッフ:倉本)
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2019/10月24日・黄葉前線は弓張平まで達して黄金色に染め上げています。博物園内は低木も色づき森全体が黄金色です。凄い!
ここで残念なお知らせです。 予定していたツキヨタケナイトハイクツアーは今期実施できなくなりました。いままでツキヨタケが立派に成長していた枯れ木に、数個のキノコしか生えず、その後も待ち続けていたのですが、出る気配がなく不開催となります。楽しみにしていただけに私達スタッフも本当に残念です。 博物園の開園期間もあとわずかとなりました。明日は雨のようですが、晴れ間をみて黄葉のブナの森を歩きにお越しください。(スタッフ:まなべ)
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2019/11月01日・10月31日(木)をもちまして、2019シーズンが終了しました。 今シーズンは、残雪が多くいっぱい雪を楽しめるぞ〜と思っていた矢先、気温が急上昇してたっぷりあった雪が一気に消えていきました。その後も暑い日が続きましたが、7月はパッとしない日が続き、8月9月は猛暑続きで、10月は雨雨台風雨に高温続き・・・?!?!異常気象に振り回されたシーズンでした。それでも、ブナ林はいつも優しく迎えてくれて、落ち着ける場所を見つけられました。来園された皆様から「綺麗なブナ林だねぇ」「素晴らしい森ですね」「また来ます!」とお声をいただき、喜びとさせていただきました。 また来シーズンワクワクドキドキのブナ林でお会いできることを、タスタッフ一同楽しみにしております。ありがとうございした。(スタッフ:まなべ)
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2019/11月02日・「閉館すると晴れますね!野鳥観察小屋の雪囲いと最後の巡回に行ってきました。ヤシャビシャクはまだ黄葉前で緑の葉っぱが青空に映えます。木々の葉は散策路にたまり、ふかふかの絨毯。太陽に照らされた綺麗なコケもふさふさで気持ち好い!秋に見られる粘菌、キララホコリやコンテンルリホコリもたくさん見られましたよ。イワナも産卵間近か、♂♀寄り添って浅瀬にきていました。(まなべ)
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2019/11月04日・「月山のある町、西川町」町のコピーですが、山頂は庄内町になります。とは言え多くの登山者で賑わう西川町には姥沢登山口があり、古来から修験者や白装束の人々が登拝した出羽三山参詣道が現存し多くの登山者を魅了しています。 姥沢口の月山リフト既に運休中になりましたが、11月5日(火)15時に県道が閉鎖されて車の通行ができなくなります。(NCまでは車の通行可です) それに合わせるかのように、月山に初雪がありました。午前中大井沢に原木キノコを採りに行って、NCに向かう昼には湯殿山の山複が白くなっているのが確認できました。今年は天気がいいなぁ、なんてのんきに構えていたら一気に将軍様のお目見えです。(まなべ)
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2020/02月21日・月山志津温泉「雪旅籠の灯り」開催しました。昼に最後の化粧直しをして、ロウソクを配置して、5時半からオープニングセレモニーがあり、その後打ち上げ花火で幕開けです。 暖冬で、他の雪まつりは不開催や雪を運び込みなんとか開催した地域もある中、少ない雪とはいえ、全て自前の雪でこれだけの雪祭りを開催できる志津地区は、やはり「日本一の月山雪国宣言」をしただけありますね。但し、気温が高いので雪質はザクザクなのでこの先融解が心配です・・・。それでも、帳がおりてロウソクの淡い灯りに照らし出される雰囲気は最高に綺麗です。是非夜の観賞をお勧めいたします。 21日から23日までと、来週29日3月1日の開催になります。(まなべ)
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