博物園歳時記
2015年09月01日(火曜)
 今日も月山山麓は小雨模様で静かでした。霧が立ち込めしっとりした森は、月が変わってさらに秋めいたようで、小さい秋が見られる様になりました。すでに暑かった夏の記憶も薄れて、このまま秋になるのは寂しい気分ですが、森を歩くと様々なキノコが出迎えてくれて楽しくなります。きっと秋は近づいているので、季節の移ろいを楽しみながらブナの森と会話しましょう。(スタッフ:まなべ)
ヌメリと厚みある食感、味も良し。人気のキノコはラクヨウモダシ(ハナイグチ)
薄紅色に色付いたホウノキの集合果。さらに熟すと赤い種子がぶら下がります
ブドウの大きな葉っぱが日に日に赤くなっています
真っ赤なオオカメノキの実は緑の中に超目立ちます
オオチャイロハナムグリの雄姿はそろそろ見納めかな?
オニシオガマが咲き始めた湿地
ヒョウ柄が目立つヤグルマソウ
カメバヒキオコシ
熟年夫婦ブナ
誰が食べに来るかな?トチノキの実
ナメクジも大きいけど、キノコがさらに大きいのです
林床や枯れ枝には可愛いキノコが立ち上がり妖精のよう