博物園歳時記
2011年06月05日(日曜)
 自然博物園20周年記念行事と月山ブナの森芸術館オープニングセレモニー
 今日は月山ブナの森芸術館オープニングが、館長の千歳氏と前期作品展「狼の世界」の作者である大島龍氏をお迎えして行いました。20周年記念講演では、大島氏のオオカミとの貴重な体験の話から、オオカミと原住民、野生や自然から学ぶことの大事さを実感しました。群れで生活するオオカミのわけ隔てない生き方に、人間が学ぶことの原点があるようです。今日忘れ去られている、絆や愛が成り立っているオオカミの世界は、大島氏が聞かせてくれた、本物のオオカミの遠吠えのテープから伝わりました。
講演に先駆けて、武田白龍氏と社中の皆さんに、青葉と残雪に包まれた玄海広場で尺八と琴の合奏が行われて、花を添えていただきました。和服姿の皆さんは玄海広場に神聖な雰囲気をかもし出し、風流な音色を披露していただきました。
大島龍「狼の世界」木版画展は7月末まで行っています。どうぞお待ちしております。(スタッフ:眞鍋)
月山ブナの森芸術館オープニング
大島龍氏による「狼の世界」木版画展の解説
大島龍氏による「狼の世界」木版画展の解説
玄海広場で行われた尺八と琴の合奏
玄海広場で行われた尺八と琴の合奏
大島龍氏記念講演「人・オオカミと出逢う」