今年度のフリー案内は終了しました・冬季の行事は年間事業表でご覧下さい
5月01日・ 今年は天候が不順というか異常でG.Wに入っても寒い日が続いています。そんななか、今年も5月1日、恒例となったの博物園のオープンを迎えました。  オープニングセレモニーでは、博物園統括である山形県文化環境部みどり自然課及び、指定管理2年目となるNPO法人エコプロから、博物園の必要性と有効利用等並びに、開園、20周年を迎えるにあたっての今後の展開が説明されました。また、御来賓として西川町町長、スケッチクラブ委員長の皆様から、西川町に関わる博物園の重要性と、地元の発展と貢献に感謝の意をいただきました。スケッチクラブとしても、上手に描くことより描く楽しさを大切にしながら、博物園をベースとして、ブナの森ならず、月山に大きく関わって参りたいと思います。お忙しい中、ご列席賜りまして本当にありがとうございました。(スタッフ:眞鍋)
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5月03日・ 晴天に恵まれた今年のゴールデンウィークは、各地行楽客で賑わっていると思います。ここ博物園も、家族連れやツアー客で賑わっています。新緑にはまだ早いブナの森ですが、青空に残雪、見通しの良いブナ林はとても気持ちがいいですよ。そしてこの日は、ウグイスの初鳴きを確認できました。キビタキやカラ類の小鳥たちも多く目にすることができて、春の訪れを感じました。現在ブナの森残雪トレッキングに出かける際は、サングラス、長靴が必携です。トレッキングシューズの場合は、スパッツを付けて雪の入り込みを防止しましょう。
 残雪の状態は、3月、4月の低温続きと降雪により、森の中には十分残雪があり、沢や湧き水は出ておりませんが、スノーブリッヂは大きくなっていると思います。ガイド同行のトレッキングをお勧めします。また、リュウキンカコースは、石跳川を渡る部分にクラックが入っていますので、クローズにしています。尚、ネイチャーセンターにお問合せください。(スタッフ:眞鍋)
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5月05日・ 自然博物園の所在地は、山形県西村山郡西川町志津字姥ヶ岳159ということで、姥ヶ岳山麓にありまた、県道からネイチャーセンターが見えないことなどから、スルーされる方がたくさんいらっしゃるようです。県道に残雪があり仮の看板を設置していましたが、融雪が進み正規の看板を設置することができました。山形自動車道月山沢ICからは、距離約7キロ12〜13分です。看板を目印にどうぞお出でください。尚、5月6日は休園とさせていただきます。(スタッフ:真鍋)
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5月06日・ 連休最終日。昨日4日は濃霧に包まれたブナ林でしたが、今日5日は高気圧が張り出し朝から気持ちよく晴れ渡り、低温続きの森にも春の兆しが少しずつ届いています。ヤマネコヤナギの雄花が満開で、ヒガラがついばんでいました。タムシバの芽も膨らみ、ウワミゾザクラは新芽を出していました。ブナはまだ芽吹き前で、林床の雪が白く明るい印象です。芽吹きまでは、10日ほど必要でしょうか? なお、6日木曜日は振り替え休館日です。(スタッフ:眞鍋)
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5月12日・ 高い山は雪になるとの天気予報でしたが、月山上部は現在雪でしょうか? 博物園は冷たい雨に濡れて静かな一日です。寒空の下で所々に芽吹いたブナの淡い緑と尾根沿いに咲き揃ってきたタムシバの白が輝いて見えます。やはり、花芽があるブナの木が一足先に芽吹いており、雄花がぶら下がった様子が観察できました。天気が回復する週末にはハウチワカエデの赤い花やオオカメノキの白い花も観察できそうです。森への登り口は木々が起きだし、少々歩きにくくなっています。跳ね返りに注意しながら散策を楽しみましょう。(スタッフ:細谷)
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5月15日・ 今週に入り、ネイチャーセンターを利用して自然体験学習を行う小中学校で、ブナの森に元気な子どもたちの声が響き渡っています。その中から、地元の西川中学校の体験学習の様子を紹介します。 「西川町の誇りである月山の自然に触れる」という目的で、年4回(春・夏・秋・冬)と体験学習を実施しています。今回は第1回目の春、空から落ちてくるのはなんと、「みぞれ」です。5月とは思えない悪天候の中でしたが、樹木がクネクネと曲がっている理由、雪に押されても折れない理由、などの自然の不思議を体験を通して学びました。そして、雪で遊ぶことが大好きな子どもたち、しり滑りにヘッドスライディングに長靴スケーティング、残雪を思う存分楽しんでいる様子でした。午後からは、春の活動を夏に活かせるように、野外で体験したことを大判用紙にまとめて発表まで行いました。 子どもたちと行う体験学習は、我々スタッフも子どもたちから学ぶことが多い貴重な体験です。(スタッフ:倉本)
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5月15日・ ここ4日間、ネイチャーセンター付近も雨、みぞれ、吹雪とこの時期としてはとても寒い天候でした。 そんなわけでブナの森の芽吹きはまだ足踏み状態ですが、徐々にブナ林の『根開き』は大きくなる一方、周海沼の『白い中ノ島』は面積が小さくなってきています。週末及び来週の好天に期待しつつ、周海沼の野鳥観察小屋の入口付近をスコップで掘り起こして、本日『小屋開き』をしました。残雪トレッキンクの際は、『手作り階段』を下りて、休憩して下さい。(スタッフ:星)
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5月19日・ お待たせしました。3日続きの好天で、ようやく玄海広場から月山の湧水、原生林入口付近でもブナが芽吹き始めました。ここ数日のうちに、ブナの森に『萌黄色のストリーム』がどんどん拡がっていくと思います。週末には、カメラ持参で遊びに来て下さい。(スタッフ:星)
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5月21日・ 原生林のブナが芽吹きました。昨日の冷たい雨から一転、今日は気持ちのよい青空が広がり、それに伴い森の緑が一気に広がりました。新緑と残雪、そして雪もみじに根開き、今しか見られない風景が一面に広がっています。原生林に足を踏み入れると柔らかな緑と光に包まれ、心も体もほんわりとします。(スタッフ:倉本))
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5月30日・ 園内の新緑も日に日に濃くなり、残雪量もぐんと少なくなってきました。原生林より下のトレイルの雪はほぼ消え、雪融けとともに足元にはエンレイソウやエゾエンゴサクなどの花も咲き始めています。目を上に向ければタムシバ、ムラサキヤシオツツジ、オオカメノキ、ハウチワカエデなどの樹木の花も次々に咲き、園内は春本番を迎えています。残雪の白と新緑を楽しめるのも残りわずかです。なお、雪融け水でトレイルがぬかるんでいますので、足元は長靴がお勧めです。(スタッフ:倉本)
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6月02日・ 6月に入ったとたんに気温がぐんと高くなりました。生き物たちも温かくなるのを待ちわびていたかのように一気に活動を始めました。昨日(6/1)は、今年初めてトレイル上にオトシブミの揺籃を見つけました。今日(6/2)の午前中はエゾハルゼミの鳴き声を確認し、午後には小学生が羽化直後のエゾハルゼミを見つけてくれました。元玄海ではハコネサンショウウオも確認されました。動物も植物も毎年巡ってくる季節をちゃんとわかっているんですね。当たり前のことのようですがとっても不思議です。(スタッフ:倉本)
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6月08日・ ヤマアカの池に現われたのは? ネイチャーセンターから徒歩数十秒のところにある、通称“ヤマアカの池”は、近年水が干上がり、ヤマアカガエルや、モリアオガエルが現われなくなってしまいました。なんとか、ヤマアカたちを呼び戻そうと、昨年スタッフが引き水をして、池に潤いと安らぎを与えることに成功し、その矢先ヤマアカガエルが飛び込んできたので、来春こそはと期待をしている状況です。その、池に卵塊がありました。卵塊は、サンショウウオです。 トウホクサンショウウオとクロサンショウウオの2種類の卵塊です。順調に両生類が現われているので、ヤマアカにも現われて欲しいと思っているところです。(クロサンショウウオとトウホクサンショウウオの卵塊があります。クロサンは、画像上部にある白い塊で、トウホクは、その下に帯状で見えるもの)(スタッフ:眞鍋)
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6月08日・ ヤマアカの池に現われたのは? ネイチャーセンターから徒歩数十秒のところにある、通称“ヤマアカの池”は、近年水が干上がり、ヤマアカガエルや、モリアオガエルが現われなくなってしまいました。なんとか、ヤマアカたちを呼び戻そうと、昨年スタッフが引き水をして、池に潤いと安らぎを与えることに成功し、その矢先ヤマアカガエルが飛び込んできたので、来春こそはと期待をしている状況です。その、池に卵塊がありました。卵塊は、サンショウウオです。 トウホクサンショウウオとクロサンショウウオの2種類の卵塊です。順調に両生類が現われているので、ヤマアカにも現われて欲しいと思っているところです。(クロサンショウウオとトウホクサンショウウオの卵塊があります。クロサンは、画像上部にある白い塊で、トウホクは、その下に帯状で見えるもの)(スタッフ:眞鍋)
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6月10日・ センター付近も、連日初夏の日差しが降り注ぎ、気温もようやく20度を上回るようになりました。トレイル上の雪が全てなくなる『雪融け宣言』まで、秒読み段階に入ったようです。すがすがしさ溢れる6月のブナの森に、ぜひ遊びに来て下さい。(スタッフ:星)
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6月11日・ エゾハルゼミの大合唱が始まり、博物園内の植物も春から初夏の装いへ衣替えをしているかのようです。いち早く雪が融けた管理車道では、そんな初夏を彩る花々が次々と咲き始めています。普段は車であっという間に通り抜けてしまう場所ですが、滅多に歩かない場所ゆえにとても新鮮だったりします。みなさんも博物園前に車を置いて、管理車道を歩いて往復してみませんか?意外な発見があるかもしれませんよ!(スタッフ:倉本)
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6月17日・ 今日は、毎月第3木曜日に開催される「スケッチクラブ」定例会の日でした。今回は11名の参加がありました。昨日の雨のおかげで森全体が潤い、生き生きとしているようです。雨のおかげか、ギンリョウソウも出始めました。一方で、タムシバやムラサキヤシオツツジが見事に咲き誇る場面にも出会います。春と夏の饗宴が見られるのも博物園の魅力の一つです。 さて、原生林に入って間もなくのクロサンの池では、今年もモリアオガエルの卵塊が確認されました。まるで梅雨入りを待っていたかのようです。次の雨でもう少し増えることを期待しましょう。これからますます見所たっぷりの森を、私たちガイドと一緒に楽しみましょう。(スタッフ:倉本)
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7月02日・ 一日中雨模様だった前日とは打って変わり、梅雨の晴れ間が顔を出しました。園内を歩いてみると、森の生き物たちが活発に動き出し、初夏の花も咲き始めていました。梅雨時の一見静かなブナの森も、中に入ってみると見どころは満載です。 雨天での散策も勿論お勧めなのですが、『雨の中を歩くのはどうも…』という方は、これを機会に館内をじっくり見学してみるのも面白いと思います。お気軽に声をかけていただければ、随時ご案内します。(スタッフ:星)
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7月04日・ ニシキギ科の植物といえばマユミなどの、赤くて美しい実を思い描く方が多いと思います。では、花は??小さくて色も地味で目立たず、咲いていても素通りしていることが多いかもしれません。側にはヤグルマソウやミヤマシシウドなど大形の植物があり、そちらに目がいきがちですが、コマユミなどはじっくりと見るととても可愛らしい花なのです。現在、博物園の管理車道と建物周辺の舗装道では、このニシキギ科のマユミ・コマユミ・ツリバナな花がひっそりと咲いています。昨年に比べると花数が多いような気がします。秋には実がたくさんなるのでしょうか。今は目立たなくとも、秋になると一花咲かせる大器晩成型の植物と言えるかもしれませんね。(スタッフ:倉本)
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7月08日・ 連日30℃を越える暑さが続いてますが、ブナの森は爽やかです。今日は山形市内の中学生が来園し、3班に分かれて活動をしましたが、面白いのは様々観察できる動物に興味があって探し回る子供もいれば苦手な子供もいて、大きなナメクジを見つける度にいろんな声が森に響いていました。  いずれの子供も元気で、花が終わった今年の実のできはじめと足元に落ちている去年の実を比べたり、キノコを見つけては「食べれますか?」と質問も沢山あり、月山の水の冷たさ体験は特にゆっくりと時間をとり、大変気持ち良さそうでした。(スタッフ:細谷)
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7月09日・ 今日は山形市内の幼稚園の年長さんを、4班体制でブナの森に案内しました。関係者の方が何度も下見に足を運ばれた熱意が通じたのか、梅雨の合間の好天のもと、みんな元気いっぱいで出発しました。どこかのグループが『ヤッホー』と言うと、近くのグループがすぐ『ヤッホー』で返し、森の中に子どもたちの歓声がこだましていました。虫やキノコ、木の実を見つけるたびに『これ何、これ何』で盛り上がり、特にカエルやナメクジなどの生き物は大人気でした。(スタッフ:星)
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7月11日・ 玄海広場から一寸のヤマアカの池で、新たな動きと悲しいできことがありました。先月産卵したサンショウウオの赤ちゃんが、オタマジャクシとして動き始めました。卵のうに包まれて成長し、尻尾やおなか、手足の部分が見られるようになり、時折卵のうの中で動いています。すでにオタマジャクシになって泳いでいる姿は可愛いものです。 そして、それを食べようと狙っているイモリが卵のうに顔を突っ込んでいたりもします。  小さな池の中で、生態系が成り立っているようです。また、その一つとしてこの池に待っていた、ヤマアカガエルが死んで池に浮かんでいました。身体にはオタマジャクシが取り付いて、食べようとでもしているのか、悲しくも当たり前の現実です。なぜ、ここでヤマアカガエルは死んだのか?死ぬ前に子孫を残して欲しかった・・・。(スタッフ:真鍋)
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7月15日・ 今日はスケッチクラブの例会がありました。この日のテーマは「深緑を描く」。ミズキやオオカメノキの純白の花が終わり、緑一色になった森をどう表現するかという課題が与えられました。 ネイチャーセンターから管理車道、地蔵沼周辺、月山荘まで歩き、各自気に入った場所でスケッチをしました。風景以外にもギンリョウソウ、カメムシタケ、ウメガサソウ、オニノヤガラ、そして実り始めた木々の実など、深緑の風景に加えて今が旬の植物もキャンバスに描きます。山の緑、木々の緑、草の緑、そして沼の緑、一言に緑といっても表現するのは至難の業です。しかし、そこはスケッチ会員の豊かな感性と表現力で見事な作品に仕上がりました。いつものように館内のギャラリー姥ヶ岳に展示していますので、来館の際は是非じっくりとご覧下さい。(スタッフ:倉本)
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7月16日・ 今日は村山市内の小学5年生41名(4グループ)が、『ブナの森は緑のダム』をメインテーマした自然体験にやってきました。梅雨明け間近を思わせる天気予報でしたが、午前中は相変わらずの曇り空のもと、ブナの森の土壌の柔らかさ等を体験しました。そして、落ち葉が土壌生物によって分解され、ゆっくり時間をかけて土に還り、大雨が降っても水を蓄え、日照りが続いても少しずつ川に水を流すことなどを、みんなで学習しました。(スタッフ:星)
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7月21日・ 今日から二日間に渡り、西川町の「ブナの森自然学校」が始まりました。 小中学校が統合する前に、町内の小学生5〜6年生を対象にした自然体験で、ふるさとの自然を体験することと、新しい仲間とチャレンジや共同作業をすることで、喜びや協調、自主活動を育むことを目的にした活動です。開校式を終えた児童98名は8班に分かれて、石跳川とブナの森でインタープリターと一緒に、地元の素晴らしい自然を体験します。幼少から豊かな自然に触れることの出来る環境に育った子供たちは羨ましい限りです。この先も、この経験を生かして、豊かな心を育み地元を誇れる大人になってほしいと思います。(スタッフ:眞鍋)
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7月27日・ 今月20日頃から鳴き始めたコエゾゼミ、初めは遠慮がちに鳴いていましたが暑さが続いているここ数日は、力強い声が森に響き渡っています。また、元気に動き回るクワガタや食欲旺盛なキアゲハの幼虫、あまりの暑さに?水浴びをするカタツムリなど、他の生き物もコエゾゼミに負けずに元気に活動している姿が見られます。 そして、園内のいたるところでエゾアジサイが美しく咲いています。木陰で風に揺れるブルーの花がとてもきれいです。エゾアジサイと共に見ごろを迎えているのは同じユキノシタ科のノリウツギです。こちらは純白の花が太陽の下で輝いています。短い夏を精一杯生きる動植物の姿は、いつ見ても感動しますね。(スタッフ:倉本)
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8月05日・ 連日の猛暑日に熱帯夜。今年は暑い夏が続きますね。ネイチャーセンターは標高約780メートルにあり、標高が高い分気温は低めですが、やはりこの頃の気温は上がり、27度から29.5度と真夏日にかかろうとする勢いです。でも、ブナの木陰で涼み、冷たい湧水は火照った体を冷やしてくれます。 ネイチャーセンターの玄海広場には、親水広場が整備されており、石跳川の冷たい水が流れ込んでいて、子供から大人まで気軽に水に触れることができます。また、周りにはたくさんの植物や昆虫が見られて、少ない散策時間でも楽しんでいただけるでしょう。今年の熱い夏の避暑地にどうぞお出でください。(スタッフ:真鍋)
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8月12日・ 今年は30度を越す暑い日が続き、しかも雨が少なく、植物にとっても人間にとても厳しい日が続いています。しかし、今日は台風接近の影響でしょうか。どんよりと厚い雲に覆われて風も涼しく、半袖では肌寒い気温です。お盆を境に季節は着実に秋へと向かうことでしょう。 園内では、オタカラコウやハンゴンソウの花が咲き始めました。太陽の光をたくさん浴びてグングン成長し、夏の終わりを彩るかのように鮮やかな黄色の花を咲かせています。これらの花が咲き始めると夏も終わりに近いなあと感じます。足元に咲いている花では、キンミズヒキやキツリフネがきれいです。偶然にもすべて黄色の花なのですが、やはり他の色よりも目に付きやすいような気がします。昆虫たちもこんな風に目立つ色に寄ってくるのかもしれませんね。。(スタッフ:倉本)
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8月19日・ お盆が過ぎ、朝晩はだいぶ過ごしやすい気がします。森の中では実りの季節が除々に始まっており、日々移り変わっていく風景の中に自然の恩恵に思わず手を合わせる今日この頃です。今年もウエツキブナハムシが大量に発生して、茶色になった森の葉は痛々しい気がしますが、森の中ではキノコや果実が数多く観察できます。  色鮮やかに熟すまではひっそりと目立たないように成長している緑の果実をいくつ探せるでしょう。ゆっくり、のんびり森の様子を見て下さい。確実に秋が近づいていますヨ。(スタッフ:細谷)
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8月20日・ 森の掃除屋さん・・豊かな森には、生産者、消費者、分解者がそれぞれ役割を担いゴミが出ないクリーン&エコが成り立っています。食物連鎖が成り立ち、他を脅かさない"ちょうどやんばいな"生態系が成り立っています。今回はそんなブナの森のマクロな掃除屋さんにズームイン。ノコギリカミキリを片づけてくれるアカヤマアリ。ノコギリカミキリの幼虫も朽木を砕く役割を担っている。カメムシタケ。昆虫や蛹などに寄生して分解してくれる冬虫夏草。今年は、サナギタケが見当たらず、この冬虫夏草をよく見ます。センチコガネ。動物の死がいや糞に集まり、きれいにしてくれるまさに掃除屋さん。キノコも食べる光沢がとても奇麗な甲虫。ダイセンヤマナメクジ。山のナメクジは大きくて容姿だけで嫌われ者になっていますが、キノコを無心に食べてる姿はなかなか可愛いですよ。無駄のない森の様子を知って、日常の生活に役立ててみませんか?(スタッフ:真鍋)
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8月24日・ 残暑お見舞い申し上げます。街では連日30℃を越す真夏日が続いていますが、博物園の森の中では爽やかな風が吹きぬけ、木の実も少しずつ色付き始め、秋の空気が感じられるようになってきました。さて、一昨年、昨年に引き続き、今年もブナの葉を食べるウエツキブナハムシが大発生しています。「今年は紅葉が早いのですか?」「ナラ枯れですか?」といつもと違う森の様子に気付く来館者も多いようです。一昨年のお盆の頃、どこからか大群で空を飛んできた成虫は、豊かなブナの森がよほど気に入ったのでしょう。数年で終息するだろうとのことですが、何だかあと数年はこの状態が続きそうな感じがします。少なからずブナへのダメージがあることでしょう。ブナの実の豊作もあと数年は期待できないかもしれません。ブナの実がならなければ動物たちも食料不足になることでしょう。ブナハムシの大発生の影響は森全体にどのような影響を及ぼすのでしょう。私たち人間がどうにかできる問題ではないので、経過を見守るしかありません。これも何億・何千年と続いてきた自然のサイクルのほんの一部にしかすぎないのですから。(スタッフ:倉本)
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9月07日・ 今日は朝から久しぶりにまとまった雨が降っています。連日の猛暑と少雨でカラカラに乾いていた森も、しっとりと雨に濡れて気持ちよさそうです。これまでじっと身を潜めていたカタツムリやナメクジ類の生き物も、森のあちらこちらで元気に活動していました。そんな中、秋を探しに森を歩いてみるとありました!「アキノギンリョウソウ」です。生き物同様、この雨に誘われて出てきたのでしょうか?みずみずしくてとてもきれいでした。ギンリョウソウとそっくりなのですが、ギンリョウソウが梅雨の頃見られるのに対して、名前の通り秋に見られます。また、花が終わった後の実の付き方も違います。また、元玄海手前の湿地では「オニシオガマ」がつぼみをつけていました。あと1週間ほどで湿地がピンクの花で彩られるでしょう。9月も週間が過ぎました。これから日に日に秋が深まっていくことでしょう。(スタッフ:倉本)
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9月11日・ 朝晩はだいぶ涼しくなり、秋らしい気候になってきました。それに伴い、草花も秋を感じさせるものが多くなってきました。車で管理車道に入ってくると小さなピンクの花が目に入ります。ヤマハギです。これは植栽されたものということで、博物園内では管理車道沿いにだけ見られます。管理車道入り口やアプローチ歩道沿いに多いのがツリフネソウです。釣り下がった花に潜り込んで密を吸うマルハナバチの様子を観察するのも面白いのですが、ホウセンカのように触れるとパチンとはじけるタネも面白く、思わず何度も触って種を飛ばしてしまいます。また、ミゾソバも咲き始めました。一雨ごとに涼しくなっていき、間もなく月山の紅葉も始まることでしょう。(スタッフ:倉本)
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9月23日・ ネイチャーセンター内には様々な展示物があり、館内を巡るだけでブナの森はもちろん月山や志津、信仰などについても分かるようになっています。その展示の一つに植物の種がどのようにして子孫を残すのか、その戦略について「飛ぶ種」を体験できるコーナーを春から楽しんでいただいています。そこにもう一つ種の戦略として、動物に種を運んでもらう「動物散布」の仕組みが分かるように展示を増やしました。 10月3日(日)は「植物の種」の観察会です。自然解説でおなじみの志鎌先生を講師としてお招きしています。実りいっぱいのブナ林とネイチャーセンターで、植物の不思議な生態を観察して、受け継がれる生命に思いを馳せてみませんか?(スタッフ:真鍋)
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9月26日・ ブナの森芸術館特別企画「精霊の山ハヤマ」上映会開催
ネイチャーセンター内にあるブナの森芸術館では、山形(東北)に残る民俗行事や、石仏や信仰心などから、文化の発信と精神性を考える企画展示を6月から行っています。現在は、庄内地方に広く残る「モリ供養」の様子の素描画を展示しています。今回はこの展示に因み、ご協力をいただいている千歳栄氏が企画したドキュメント映画「精霊の山ハヤマ」から「モリ供養」を上映しました。 モリ供養の主役ウバ様を背負う「ウバサマくねり」で集落の三森山(端山)が開かれ、そこへ参拝に登り魂と出会う様子が映し出されます。祖霊崇拝が自然崇拝と構成されて人間が祈る根源を見いだし、魂は人間の中に無意識に存在し、死と命が大切にされている光景が見られます。千歳栄氏曰く「東北は死者を大切にする文化がある」そして、死者を思い、死を自覚してこそ、生への愛が深まり、命の尊さへの意識が高まる。の言葉が書かれた三森山写真集を頂きました。鑑賞された方は、どのように感じられたかはさまざまだと思いますが、日本人としての心の豊かさを感じられたことは皆さん同じだと思います。尚、同上映会は、10月9日にも開催しますので、どうぞお出でいただき、命の結びつきを感じてください。(スタッフ:真鍋)
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10月02日・ 日頃より博物園ご利用いただきましてありがとうございます。開園も残すところ10月のみとなりましたが、スズメバチにご注意願いブナ林を楽しみましょう。 9月から10月にかけてスズメバチが目立つようになり、博物園としても出来る限り駆除し、危険箇所に関しては、{スズメバチ注意}の札を散策路にかけてあります。 ネイチャーセンター入り口のハザードマップには注意箇所を張り出しているので確認して、スタッフからより正確な情報の入手をお願いします。また散策時は、オレンジジュースや香水等の香りにハチが過敏になりますので控えていただき、危険箇所は速やかに刺激を与えないように通過してください。もしハチが飛んできたら早い動きは避けてあくまでも静かに冷静に対処しましょう。(スタッフ:真鍋)
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10月03日・ 今年もブナ枯れで紅葉はいまいちかな?なんて思っていませんか? 博物園は、安定したブナの森が広がる悠久の森です。ブナが枯れたからって、すぐ紅葉がだめだなんてことはありません。トチノキやホウノキ、タムシバやクロモジ、ウリハダカエデにテツカエデ、ミズナラ、イタヤカエデ、キハダ、サワグルミ、アジサイ、リョウブなどは全部黄色に染まる葉っぱたちで、ブナだってハムシから逃れた葉っぱがたくさん付いていて、黄葉が楽しめると思います。  そこに、ハウチワカエデやオオカメノキ、ナナカマドやヤマブドウなどの赤く染まる葉っぱがアクセントになってかなり綺麗になりますよ。今日歩いてみて、緑の葉っぱが輝いているのを見て確信しました。その時を楽しみに待ちたいと思います。(スタッフ:真鍋)
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10月09日・ 幼少期にたくさん自然に触れて様々な体験をすることで、体力、想像力、命を大切にする心を育むことが出来るといわれています。博物園の豊かな森で様々な体験をして欲しいという想いから、今年度6月〜10月にわたり計3回、「月山森のようちえん」を開催しました。 最終回のこの日はあいにくの雨でしたが、絵本のみ聞かせをしている間に雨が止んだので、外へ出て宝物探し(木の実拾い)をしました。いろんなものを見つけてはみんな目をキラキラさせながらお家の人に報告に来ます。小さい子供にとっては、ちょっとした草むらでもヤブこぎ大冒険です。たくさん見つけた宝物は、午後からの木の実と紙粘土を組み合わせたクラフトに利用しました。粘土をこねるのはみんな大好きなのでとっても楽しそうです。作品も可愛らしいものから大胆なものまで、子供のアイディアは面白い!最終回のこの日は、お楽しみの焼き芋も!炭火で焼いたあつあつのお芋をほおばる子どもたちの顔を見ていると幸せな気持ちになりますね。 お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃん、そしていつもとは違うお友達と一緒に自然の中でのびのび遊び、普段と違う体験をすることで、子供たちが「山って楽しい、また来たい」という気持ちを持ってくれることを願いたいです。(スタッフ:倉本)
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10月11日・ この三連休は天気に恵まれず、登山に来た方が月山山頂へ行くのを諦めた帰り道に、立ち寄ったという来園者が多くいらっしゃいました。姥ヶ岳からの視界が望めなかった登山者も、森の中を歩き、しっとりと濡れた木々の紅葉に「良かった!」と沢山の声をいただき、案内したスタッフにとっても嬉しい連休でした。園内の紅葉はまだまだこれからが見頃です。
 一方、紅葉と共にキノコが旬な時期ですが、こちらの方はチョット悲しい出来事が続いています。博物園は来園される方全ての方が自然に親しみ、学習する共有の財産です。山菜やキノコが出始めるから終わる様子を観察して歩き、日常の案内でも食用とそうで無いモノの説明をする事もあります。ここ数日、案内トレイル沿いの観察キノコの多くが無くなってしまいました。盗掘防止にガッチリと対策をする事も時々考えますが、採集した見本や図鑑では判り難いし、感動も少ないと思いませんか?
 この森は在りのままの自然を観察して季節の恵みに感謝する心を共有できる場所であって欲しいと思います。(スタッフ:細谷)
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10月16日・ 博物園で結婚式を挙げました。ブナ林で結婚式と言うわけで、ブナ婚と呼ばれます。ブナ婚の挙式で結ばれたカップルは今回で3組目です。天気に恵まれれば、ブナの原生林の中で結婚式の予定でしたが、準備の段階で降雨があり、ネイチャーセンターで行うことになりました。新郎新婦は共に山形市在住で、特に新郎様が縁あってこの地を決めていただきましたが、新婦様も気に入っていただき、また、ご両親様にも気に入っていただきまして、恙無く結婚式を挙げることができました。センター内の「ブナの森芸術館」が急遽結婚式場に早変わり、神主のお導きに粛々ととり行われました。結婚式ののち、新郎新婦共同作業の記念植樹を行い、そのころは雨も止んで、雨降って地固まるの如くお二人の末永い幸せも固まっていくでしょうね。やわらかな日も差し込み紅葉し始めた木々も彩りを加えて、幸せいっぱいのお二人と、御家族の皆さんを照らしておりました。皆さん、ほんとうにおめでとうございました。(スタッフ:真鍋)
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10月19日・ 日常案内から・・。朝晩の冷え込みが日に日に寒く感じるようになりましたが、ネイチャーセンターの今朝の気温は9度で、日差しもあり暖かい朝でした。寒暖の差がないのか紅葉は少し遅れ気味のような感じもしますが、例年博物園の紅葉の見ごろは、20日過ぎなのでこれからに期待します。それでも色づき始めたブナの黄色にハウチワカエデの赤などが交わり、綺麗な彩が楽しめるようになりました。暑くもなく寒くもなく、のんびり秋の森を散歩しながら、湧き水を飲んで沢の音や森の匂い、空気を肌で感じることで眠っていた五感が目覚めて研ぎ澄まされていくような感じがします。リフレッシュされた体を最後はハンモックに投げ出して、しばらく至福のときに包まれました。雪が降る前の暖かい日に博物園のブナの森で、心も身体もリセットしにお出で下さい。(スタッフ:真鍋)
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10月20日・ 日大山形中学自然体験学習
 10月も残すところ10日余りになり、博物園の閉園も近づいています。その期間に小中学校の自然体験学習が本日を入れて、4校来園していただきます。
 その内容をご紹介します。 今日20日は、日本大学山形中学校2年生の体験学習が、山形県環境科学センター酸性雨ネットワーク事業で行われて、生徒24名が水質調査、森林観察、土壌試験のフィールド調査を行いました。環境科学センター職員の指導を受けて、石跳川、湧水、雨水(山形市と博物園の比較)の水質を専用のパックテストでpHを測定します。水温は石跳川で約8度、湧水で約6.4度など冷たい水に手を入れて測定し、pH値6.0〜7.0の中性であることがわかりました。土壌調査は、森林から持ち帰った土を酸性度の強い液体に混ぜ合わせると、pH値が酸性から中性に変わることを実験しました。この調査を経て、生徒は酸性の雨が降っても、地中に入ることで水が中性になる事を、説明と調査や実験から土壌の大切さを体験として学びました。森の中でも、歩きながら柔らかい腐葉土の感触を実感し、思わず「美味しい」と声が出る湧水を飲んで、ブナの森の豊かさを直接体験することができました。森林が育む水と土、そして美味しい空気が郷土の魅力であることも体験学習で学ぶことができたと思います。(スタッフ:眞鍋)
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10月21日・ 宮城県多賀城市高崎中学校自然体験学習
 高崎中学校はこれまで、2年生が大井沢農山村体験の一環で博物園のブナの森を体験していましたが、今回は、1年生210名の元気な生徒が博物園を訪れました。宮城平野で育った彼らに、山に囲まれた山形はどう移っているのか?さっそく散策が始まると「大自然はいいなぁ」「自然っていいね」とうれしい声が聞こえてきます。秋の森の恵はなんと言ってもキノコです。でも生徒たちは収穫の喜びを知らないので、ここでは、キノコが森の中でどんな役割を担っているのか、なぜキノコが必要なのかを天然のキノコを見て学びます。また、森の恵のヤマブドウやサルナシを少し戴き、味見もしました。他にも沢山の木の実を見て、種の戦略を学ぶことが出来ました。ブナ林広場では合唱を披露してもらい、気持ちの良い声がブナの原生林に響き渡りました。秋の穏やかな日に恵まれて、気持ちいい自然体験が出来ました。(スタッフ:眞鍋)
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10月22日・ 10月22日現在の紅葉情報です。
 来週の週間予報は、雨マークや雪マークまで出ており、天気は下り坂のようですね。今週末は天気に恵まれそうなので、是非行楽にお出かけ下さい。そこで現在の博物園の紅葉情報です。ようやく博物園全体に彩りが広がりました。ブナ枯れの影響や、暑さの影響で満足はできないものの、赤や黄色様々な色が重なり合い明るい森になっています。画像は通常案内で巡るコースの紅葉を紹介しています。一緒に紅葉狩りに出かけましょう。(スタッフ:眞鍋)
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10月23日・ 今日は天気予報どおり良く晴れ渡り、日のあたる場所では半そでのお客様が見られました。紅葉に彩られたブナ林には木漏れ日が差し込み、逆光の紅葉がより綺麗に見えました。  午前中から博物園は県内はもとより県外からも多くの来園者があり、写真が目当ての方や散策の方など、皆さん目的を持って楽しんでいただけたようです。 毎日行っているブナの森も、日替わりで楽しめます。今日は、ブナ林広場でアカゲラが枯れ木を突付く姿が見られ、一時静かに見入りました。その瞬間のブナの森の静寂さと、そこに響くアカゲラの突付く音、周りの景色に溶け込んだような感じがしました。 明日は、月山ペアリフト運行最終日です。午前中はリフトから眺めて、午後は博物園でお会いしましょう。(スタッフ:真鍋)
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10月26日・ 今日から明日にかけ寒波到来ということで、月山では朝から雪になっています。博物園周辺でも昼ごろには雨から雪へと変わり、玄海広場もうっすらと白くなりました。雪の粒も時間を追うごとに大きくなってきています。今晩から明日の朝にかけて積もりそうな降り方です。 さて、紅葉はというと・・・今年の紅葉は赤が薄いとうい印象がありましたが、ここにきて鮮やかな赤が目立ってきました。閉館まで残すところ5日ですが、今年は最後まで紅葉が楽しめそうです。赤や黄色の木々に白い雪、これも絵になりそうですね。 ところで、降雪に伴い博物園から上のリフト方面への県道が通行止めになりました。(雪が融ければ通行可)博物園までは今月いっぱい通行可能ですが、季節は着実に秋から冬へと変わりつつあります。来園の際は天気予報を確認し、気をつけてお越し下さい。(スタッフ:倉本)
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10月27日・ 西川町立西山小学校自然体験学習
 初雪となった昨日から今朝にかけ、博物園周辺では約20センチの雪が積もりました。そんな中、町内の小学2年生の児童が「山の学校」で博物園に訪れました。バスを降りた瞬間「涼しい〜」「気持ちいい〜」という声が。気温は4℃、涼しいというよりは寒いと思うのですが・・・さすが西川っ子です。 さっそく雨でもなく、吹雪でもなく、時折小雪の舞う絶好のコンディションの中、森歩きを楽しみました。まだ葉っぱの残った樹木に雪が圧し掛かり、その重みでトレイルをふさぐように倒れこんでいるため、枝やつるをくぐったりまたいだり、まるで障害物競争でもしているかのようでした。そして、雪で半分埋まっていたヤマブドウを見つる姿は真っ白な粉の中の飴探しゲームのよう。雪玉を作ったりフワフワの新雪の上に寝転んだり紅葉した色とりどりの落ち葉を拾ったり、みんな楽しそうでした。でも、後半は手や足が冷たくなったり慣れない雪歩きで疲れたのか、ちょっと元気がなくなる子も。でも、この時期に雪の上を歩く体験はそうできるものではありません。一緒に活動したスタッフはうれしくて楽しくて仕方なかったのですが、子供たちはどうだったのでしょうね。 さて、午後からは、たくさん拾った落ち葉を利用して「葉っぱのお手紙」を作りました。葉っぱを切ったりちぎったりくっつけたり、子供たちの想像力やアイディアはさすがです。誰一人として同じものがなく、個性豊かな作品がたくさん出来ました。秋らしい色とりどりの落ち葉のアート、世界で一つの宝物になるといいですね。(スタッフ:倉本
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10月29日・ 天童市立干布小学校第4学年自然体験学習
 今日は、今シーズン最後の自然体験学習の受け入れとなりました。バスを降りて、まず雪があることに驚いた様子でしたが、次の瞬間には雪玉を作ったり雪の上をあるいてみたりと、子供たちでした。森の中を歩きながら実際に雪の重みでしなっている樹木を見て、自分たちで樹木にぶら下がって折れないことを確認し、雪にも負けない樹木の強さを体で感じました。また、太陽の暖かさで融けた雪がトレイルのあちらこちらでチョロチョロと流れ出しているのを見て、雨だけではなく雪も地下にしみ込んで、時間をかけて湧き水になるのも実感できたようでした。ブナ林広場では、合唱コンクールのために練習してきたという素晴らしい歌声を披露してくれた子供たち。森のどこかに住んでいるたくさんの生き物たちにもきっと届いたことでしょう。元気いっぱいの子供たちに、森も、私たちガイドも、シーズン最後にたくさんの元気を分けてもらいました。また来シーズン、たくさんの子供たちとのふれあいを楽しみにしています。(スタッフ:倉本)
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10月31日・ 5月1日のオープンから6ヶ月間があっという間に過ぎて、自然博物園は今シーズンの閉園になりました。今日も天気が悪い中たくさんの方に訪れていただきました。ありがとうございます。駐車場には今シーズンと皆さんを見送る"雪だるま"がお目見えしてご挨拶です。残雪豊富な時期にオープンして、クローズは雪だるまに見送られる。まさに豪雪の地にふさわしい閉じ方ですね。そう言えば、27日の初雪に森中の木が、積もった雪でおじぎをしていたように思います。そして静かに眠っていたようにも映りました。みんな最後のお別れだったのですね。ブナの新緑に響き渡った子供たちの声、動植物の小さな命の誕生、猛暑炎暑にうなだれた盛夏、ブナハムシの出現、紅葉に雪化粧などなどたくさんの現象に一喜一憂して、たくさんのエネルギーと癒し、そしてたくさんの出会いが今シーズンもありました。冬季に入り活動は縮小しますが、行事もありますのでご参加ください。また、冬の魅力もホームページで紹介しますのでご期待ください。一先ず、通常営業を閉じさせていただきます。本当にありがとうございました。(スタッフ:眞鍋)
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11月02日・ 残務整理でネイチャーセンターに来ています。気温は低くないものの、午前中は雷が響き渡り、ヒョウが降る荒れ模様の月山山麓です。お昼時青空が見えたのも束の間、また雨が降り出しました。しかし、その束の間、鮮やかな紅葉を見ることが出来ました。27日の降雪で雪化粧してから、また色鮮やかな紅葉に戻り、トレイルの入り口で「どうぞお入りください」と言わんばかりに誘っているかのようです。もう一つ、朝ネイチャーセンターに着いてみると玄海広場に、20羽程のツグミの群れが餌をついばんでいます。前にはアナグマも来ていましたが、人がいないとここは動物たちの楽園なんですね。ところがそのツグミの1羽、ネイチャーセンターのガラスに衝突!ドンッ!窓の外には脳震盪でヒクヒクしながら裏返しのツグミさん。そ〜っと拾い上げしばらく見ていると、パッチリ目が開き羽ばたきました。でも、衝突の影響で頭の毛がむしれて1cm程鳥肌むき出し状態!ガンバレーツグミー!冬を乗り切れよー!4日には全部雪囲いするのでそれまで気をつけて、ツグミさんたち。(スタッフ:眞鍋)
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11月22日・ 11月18日(木)にスケッチクラブの例会がありました。博物園内周辺では、火曜日に降った雪がまだ融けずに残っていましたが、参加者12名で、一か月ぶりの森歩きを楽しみました。二次林コースから森に入って行ったのですが、最初の展望地で目にしたのは見事に輝くカラマツの紅葉でした。黄金に輝くカラマツが、初冬の森を華やかに彩っていました。この日はスケッチは二の次という予定で歩き始めたのでしたが、この風景を見たら描かないわけにはいかないようで、スタートして5分で早速スケッチタイムとなりました。その後は、葉っぱがあるときには気がつかなかった小さな木の実や、色の少ない森に広がるササの緑、冬になってようやく目につくヤドリギなどの森の風景と雪の感触を楽しみながら、ブナ林広場までのんびり歩きました。また、この日の天気予報は曇で徐々に崩れるということだったのですが、風もなく穏やかで暖かく青空まで広がり、お弁当を持ってこなかったことが悔やまれるほどの予想外の天気になりました。ブナ林広場でこの日2回目のスケッチタイム。雪が積もればスケッチクラブの活動は弓張平が中心になります。春まで博物園の森ともしばしのお別れです。今シーズン最後になるであろうブナの森にあいさつをし、広場を後にしました。(スタッフ:倉本)
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12月17日・ 12月16日(木)にスケッチクラブの例会がありました。この日の弓張は、前日から降り積もった雪に一面覆われ、深いところでは積雪70センチもありました。予報では雪にもかかわらず、この日集まった参加者はスタッフも含めて11名でした。念入りに準備運動をして、今シーズン初めてのスノーシューイングにワクワクしながらスタートしました。気温が低いため、積もった雪はさらさらのパウダーです。しかし、ひざ上まで積もった雪をかき分けながら前進するのは大変で、ちょっと進んだだけで汗がにじみ出てきます。みんなで交代しながら足跡一つないまっさらな雪原をラッセルで進みました。しばらくすると予報に反して青空が広がり、太陽に反射して雪がきらきらと輝く光景を見て参加者一同「来てよかったー」との声。枝先まで雪に覆われた木々もとても美しい光景でした。もちろん、雪の中でもスケッチは忘れません。目の前に広がる風景をキャンバスに残します。 その後、弓張のシンボルでもある「あがりこブナ」に会いに行き、そこから昨年発見した「ホザキヤドリギ」を確認しに行きました。しかし、人間に記憶といものは曖昧なもので、すぐそこ・・・だと思っていた「ホザキヤドリギ」までは遠かった・・・。着いた時には12時を過ぎてしましました。昨年は、ホザキヤドリギの黄色い実がたくさんなっていたのですが、今年はゼロ。実が付いていないと、寄宿である樹木の枝とすっかり同化しているようでした。目的を達成した満足感に浸りながら同じ道を戻りましたが、行きよりも帰りの方がはるかに長い道のりに感じられたのは、お腹がすいてパワーダウンしたせいなのでしょうか??それとも太陽で融けた雪が重く感じられたためでしょうか?? 今年も一年間、森を歩きながらいろんな発見をし、ブナの森と楽しいおしゃべりに癒されたスケッチクラブでした。来年も様々な森の風景を楽しみながら楽しく活動していきたいと思います。今年一年間ありがとうございました。(スタッフ:倉本)[PHOTO]
12月21日・ 自然博物園が10月末で閉園になり、すでに12月も半ばを過ぎました。ブナの森から離れて皆さまいかがお過ごしでしょうか?年末にかけて何かと忙しくなる時期、忘年会、年賀状、大掃除、中には年末年始の旅行に備えて準備なんて方もいるでしょうか・・・?
 クリスマス寒波が気になりますが、ホワイトクリスマスも楽しみですね。さて、弓張平から博物園のある志津地区のここ2カ月の様子を少し紹介します。少しずつ積雪が増して、現在はブナの森に1m弱位の積雪があり、スノーシューイングを楽しめるようになっています。歳時記でも紹介したスケッチクラブのように、弓張平でもスノーシューは楽しめるので、忙しい中雪遊びにもしくは、雪見見物にでもお出でください。(スタッフ眞鍋)[PHOTO]
12月24日・ クリスマス寒波みなさん楽しんでいますか?でも、寒波がもたらす大雪に大変な目に遭っている方もいるかも・・・・。
 今日はそんな中、ブナの森に取材のガイドで行ってきました。ブナの森はいよいよ冬景色、モノトーンに染まり、静寂の時が流れていました。 ブナの森は、スノーシューで踏み込んでも40センチも沈むほどの積雪、それでも冷え込んだ雪は、さらさらのパウダースノー、気持ちいいー!これこそ月山山麓のスノーシューイングの醍醐味です。これからさらに積雪は増して、厳冬にたたずむブナが美しくなります。厳冬期のブナの森、おすすめです!(スタッフ:眞鍋)
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01月17日・ 平地でも毎日のように雪が降り続いていますが、月山山麓も例外ではありません。毎日数十センチの雪が積もり、半月ほどであっという間に3メートルを超し、間もなく4メートルに達する勢いです。そんな中、久しぶりにセンターの様子を見に行くことにしました。志津の車止めから先は工事車両が入るため、センターの管理車道途中までは除雪されていて、雪の壁を眺めながら楽に歩くことが出来るので、30分もかからずにセンターまで行くことが出来ました。センター前の積雪を見るための竹の棒は、およそ3.7メートルでした。あと1週間もすれば4メートルに達するでしょうか? そして、屋根の雪も地面とすっかりつながり、そり遊びが出来るまでになっていました。この日は森に入らずに戻って来ましたが、きっと森の中は雪に覆われて素晴らしい光景が広がっていることでしょう。次回は大トチや大ブナの様子もお伝えできればと思います。(スタッフ:倉本)
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01月21日・ 2011年1月20日木曜日、スケッチクラブ今年最初の例会は、吹雪で悪天候の中の開催となりました。あまり無理せずに、博物園まで車道を歩いていくことになりました。2〜3時間前に除雪したはずの車道ですが、降り続く雪に、すでに15〜20センチの雪が積もっていました。3メートルを超す雪の壁を眺めながら、そして時折吹きつける強風に目の前が真っ白になりながらセンターを目指オて歩きました。除雪されているのは管理車道の途中までなので、そこから雪の壁をよじ登り、ラッセルをしながら進みます。この日の雪質は湿っていて重く、しかも膝上まであるので、センターは目の前なのにたどり着くまで一苦労でした。吹雪のため、外でのスケッチは諦め、雪に覆われたセンターの屋根と、屋根についた雪っぴを目に焼き付け、パークプラザに戻ってから絵をかくことに。悪天候のため森に入るのを断念し、この日は寄り道せずに同じ道を戻りました。豪雪地である本来の月山を体験出来たという意味では、こんな天候も良い経験になりました。
 ちなみに、前日に個人的に森を歩いたのですが、大トチは間もなく枝分かれ部分に手が届きそうなくらい、周海沼の野鳥観察小屋は、屋根のてっぺんに手が届きそうなほど雪が積もっていました。森の中すべてが真っ白な雪に覆われ、吹雪に耐えながら静かにじっとたたずむ木々の、美しい姿に感動しました。(スタッフ:倉本)
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02月10日・ 2月9日、西川中学校第1学年の自然体験学習が弓張平公園で行われました。スノーシューを履き、雪の中を歩きながら自然観察を行いました。また、フワフワの雪を楽しもうということで、斜面を滑り降りたり、木に登り雪原にジャンプしたり、スノーシューを履いたまま班対抗のリレーを行ったりしました。学習のときは元気のない子供たちも、遊びとなると目をキラキラさせて、雪まみれになりながら遊ぶことに夢中になっていました。普段の生活では厄介者の雪でも、様々な活用法があり、使いようによっては資源になるということも学びました。午後からはこの学んだことをまとめて、班ごとに発表を行いました。短時間の中でのまとめの作業は大変でしたが、子供たちなりに何かを感じ取ってくれたのではないかと思います。 昨年5月から一年にわたって行われてきた西川中学校の自然体験学習も、いよいよ今回で最後です。5月も2メートルの残雪の中を歩きましたが、春と冬の雪では質が全く違うということも経験出来ました。四季の変化がはっきりしている月山では、たった数カ月の間にこれだけ景色や木々に変化があるということも、実際に目で見て確かめることが出来ました。自分たちの目で見て、体で感じたことは一生の宝物になることでしょう。西川町にはこんなに素晴らしい自然があるということを誇りに思い、これからもたくさんのことにチャレンジしてたくましい大人に育てほしいなあと思います。(スタッフ:倉本)
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02月10日・ 西川町立睦合小学校6年生in弓張平
 弓張平の現在の積雪は3mです。同じ町内の小学校でもこの積雪は体験できませんね。しかも今回はスノーシュー初体験とあって、すこし緊張気味に到着した男子4人、女子4人の6年生です。さっそく準備をして、といってもこの日の弓張平の天気は、軽い吹雪状態。頭はゴーグルにネックウォーマー、足元もスパッツを履いて完全防備で出発です。 季節風の通り道になっている弓張平の雪原に困惑気味の子供達でしたが、歩くにつれて日が差し込み風も弱まって条件が良くなると、雪と戯れることの面白さを知っている雪国の子供たちは、全身雪まみれになって楽しんでいました。さすが西川の子供ですね。思いっきり遊んだ後のお茶タイムとランチも今回は雪上で経験しました。日常では厄介ものの雪ですが、子供のころから雪と親しみ楽しさを体験することで、雪のイメージが良くなると同時に、この町になくてはならない恵みの雪であることを理解してくれると思います。 4月からは中学1年生になり、今度は中学生として博物園のブナの森で自然体験学習が予定されています。新しい友達と一緒にまた元気に会える事を楽しみにしています。(スタッフ:眞鍋)
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02月16日・ 西川町立西山小学校4年生・・弓張平で冬の自然体験学習
 今回も町内の小学校の元気な4年生が、地元の豊かな自然の源になる"雪"を体験に訪れてくれました。積雪が3mになった雪原と二次林を、スノーシューを履いて散策し、身体全体で雪を感じて楽しみました。 今日の天気は山岳部も快晴で、屋外に飛び出したとたん太陽光が暖かく感じ、見渡す山々は白く輝き、雲一つない青空とのコントラストが印象的で、子供達もきれい、きれいと歓声を上げてテンション絶好調で活動開始です。日本でも有数の豪雪地で育った子供達でも、雪で遊ぶ機会は多くありません。子供の成長期に雪を楽しいとイメージし、資源になることを理解することはとても重要なことです。地元を知り、地元を誇りに思う気持ちを育むのが自然体験で、遊びながら学ぶことができます。 新雪に身体ごと飛び込んで、転がり滑って雪まみれになって、皆で宝探しもやりました。天候に恵まれたこともあり沢山の遊びと、多くの発見がありました。間もなく進級して5年生です。これからもしっかり地元の自然に触れる活動で、西川町の西山小青葉っ子として、元気に経験を積んでいってほしいと願います。(スタッフ:眞鍋)
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02月25日・ 宿場町月山志津400年祭オープニング・・雪旅籠の灯り2011開催
 出羽三山参りで賑わった志津に、番所が設置されたのが1611年です。それから数えて今年は400年を迎えます。往来する行者の安全を願い受け継がれた灯りは、志津温泉として行楽のお客様を現在も受け継がれています。400年を記念して今年は数々のイベントが予定されています。 オープニングを飾ったのが、今回で6回目を迎える「雪旅籠の灯り」です。降り積もった4mもの雪に古の旅籠を再現したもので、暗闇に灯るロウソクがやさしく、幻想的に旅籠を浮かび上がらせます。あいにくセレモニー前から風雪が強まりましたが、志津らしい冬の様相であり、雪化粧された旅籠は新しい歴史を刻めるように真っさらにしていたように見えました。 我々エコプロと博物園スタッフも、月山御縁年を軸に姥様、縁結び地蔵などを作りましたので是非覘いてみてください。また、今年は月山山菜そばや、煮込みなどが食べられるようになり、身体もあったまりながらゆっくり鑑賞できるのでこちらもお楽しみください。 期間は、2月25〜27と3月4日(金)〜6日(日)で、点灯は午後5時以降、9時終了です。雪道の場合は、十分気を付けてお越しください。(スタッフ眞鍋)
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03月03日・西川町立水沢小学校冬の自然体験学習
 3月2日は「雪とふれあう日」として、全校生徒が弓張平で冬の自然体験をしました。1・2年生は合同で、それぞれの学年別に活動内容があり、博物園インタープリターと一緒にスノーシューを履いて体験しました。2月は晴天続きだったのに3月に入ったとたん冬将軍が戻ってきたようで、この日も太陽が顔を出していたかと思うと風雪が厳しくなり、それぞれの冬が体験できたようです。もちろん児童達はどんな天候でも身体ごと雪と戯れて、さすが地元の子供!たくましいって感じでした。  6年生の体験の中で木々の観察をしたところ、ブナの木を素手で触り冷たい事を感じた児童がいました。冬は手袋をしているのでなかなか素手で触ることをしないものですが、自発的に体験したことを伝えてくれたことを嬉しく思いました。その後に、ミズナラの木を触らせると、みんな「あったかーい」と声にしました。木のぼり、ブドウの蔓登りに挑戦したり、雪の斜面に身を投げ出したり、冬も自然の中は遊びが一杯で2時間足らずの体験でしたが、地域の素晴らしい自然に触れた体験学習になったと思います。(スタッフ:眞鍋)
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03月04日・宿場町月山志津400年祭オープニング・・雪旅籠の灯り2011開催
 3月4日(金)月山山麓は猛烈な"ひな祭り寒波"に見舞われています。2日間で1m以上も積雪が増したようです。そんな中最終を迎える雪旅籠の灯りが開催されました。日中からメンテナンスに入りましたが、積もる雪に外観の化粧が大変です。内装も、天井が50cm程沈んで改めて天井の再加工です。先週は気温が高かったため昼に溶けて、夜に凍りつくの繰り返しが、沈降と表面の氷化に拍車をかけたようです。
鑑賞客は降雪の影響があり少し控え目でしたが、日帰りの雪旅籠御膳ツアーのお客さんや、家族連れ、写真仲間など頭に雪を積もらせながら鑑賞していただきました。 我々の旅籠の様子は、今年の干支が月山御縁年であることから、兎を祀っております。12年の御利益がありますので、しっかりとお参り願います。また、姥様と縁結び地蔵が待ち受けておりますので、こちらに御縁のある方もどうぞお立ち寄りください。 雪旅籠の灯りは、6日が最終日です。どうぞ古から灯る旅籠の灯りをご覧にお越しください。(スタッフ眞鍋)
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