確実に秋の気配が感じられるものにキノコがありますが、キノコシリーズ第2弾として傘とひだと柄の3部で構成されている「きのこらしい形」をしたきのこではなくて、形がとても複雑多様であることが特徴の「ヒダナシタケ類」の一部「サルノコシカケ科(タコウキン科とも言われます)などの仲間を紹介します。
これらはいずれも革質かコルク質か木質で、固く、多年生が珍しくない。分解が極めて困難な、木材の成分であるセルロースやリグニンを分解してくれるキノコなのです。 コフキサルノコシカケ(マンネンタケ科)は、とても固く、時間をかけて少しずつ大きくなる多年生ですが、急に成長する時期があり、突然に目立ってくるときがあります。 ツリガネタケ(タコウキン科)は、肉は強靭なフェルト質で、コフキサルノコシカケと同様に広葉樹材を分解してくれるキノコです。
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